オーラソーマ用語集
アナンダカンダチャクラ
<ラマナ・マハルシ>
アナンダカンダとはハートの右側にあるチャクラのことです。
インドの聖者ラマナ・マハルシ(1879~1950)によって初めてアナンダカンダについて語られました。
彼は17歳の頃、1人の親戚の死をきっかけに「死の探求」へと駆り立てられました。
驚くべき集中力をもって、自分の体が死んでいくことを想像したそうです。
最初、死の恐怖を体感し、さらにその感覚の奥へと入っていった時に、
「Who am I ?(私は誰か?)」
を悟りました。
「私」とは、この肉体のことではなく、不滅の魂のことなのだということを理解したのです。
それは死んでも滅することのない真我(SELF)と呼ばれるものです。
<カール・ユング>
私たちが真我(SELF)に目覚めていく第一ステップは、しっかりとグラウンディングすることから始まります。
地に足を着けて生きることで、大地につながります。
するとアーススターの情報が紐解かれ、第1チャクラから第2チャクラを経て、インカネーショナルスターへと向かって上昇していきます。
すると、ソウルスターの情報が開かれ、第7チャクラから第6チャクラ、第5チャクラを経て、ダウンロードされます。
第5チャクラを通過したソウルスターのエネルギーは、ハートの右側にあるアナンダカンダへと至ります。
そうして、アナンダカンダが活性化すると、中心にあるハートチャクラへと移動します。
心理学者のカール・ユングはこれを「個性化のプロセス」と呼びました。
このプロセスは、個人的な体験という制限を超えて、個人を超えたものへの移行でもあります。
私たちは、個人的な体験の中でも多くのことを忘れていますが、その記憶は個人的無意識という場所にしまわれているのです。
けれど、個人的無意識よりもさらに深い場所には集合的無意識があります。
これは、個人の体験を超えて、グループに共通して記憶されている無意識なのです。
例えば、臨死体験をした日本人の多くは「三途の川」を見たと語っています。
これは、日本人の集合的無意識の1つといえます。
また、洋の東西を問わず、若者が竜や大蛇を退治するという神話がありますが、竜や大蛇は、集合的無意識にある母親の元型イメージなのです。
母親の元型イメージは、あらゆるものを育てる愛に満ちた姿であるとともに、いつまでもそこから独立できないと、あらゆるものを飲み込んでしまう恐ろしい竜や大蛇のイメージになるのです。
ですから、若者による竜や大蛇退治という神話は、思春期の若者が母親の支配から自立することを象徴した集合的無意識のストーリーといえます。
これらが意識化された時、私たちは元型から抜け出して独立した自由な意識、つまり私たちの「個性」を獲得して生きていくことができるのです。
こうして集合的無意識の支配から分化することをユングは「個性化=自己実現」と呼びました。
つまり、逆説的に聞こえますが、私たちは集合的無意識につながるほどに個性化が進んでいくのです。
集合的無意識にあるものが意識に統合されるにしたがって、ユングが出会った神経症患者は治癒していったそうです
